過日ひろったミヤマカラスアゲハの死骸をしばらく展翅していたが(8月12日の記事)、きのう100円ショップで適当な大きさの箱を買ってきて、ようやく標本化してみた。なんのセオリもなく、ぼんやりとした大むかしの記憶をたどり、真似事をしただけ。あと、防虫剤を入れないといけないのかしら。
昆虫標本をつくるなんて小学生以来だろうから、50年ぶりのこと。自然史博物館に展示される標本は魅力的だが、つくろうとは思わなかった。観ているだけでよい。
けれどつくってみた。この夏、失ったことどもを愛おしく思いながら――。大事にしよう。
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