6 1月 2005

散策

Posted by fische on 01/06 at 10:48 PM
(0) CommentsPermalink

謹賀新年。ふと思い立ち、昼前に寄宿先を出て、名古屋の栄から大須界隈、上前津から記念橋を経て鶴舞公園までを歩く。正月明けの平日だからか人影はまばら。
西別院で、かつて後園にあった梅昌院ほかの墓碑が、場所を移しながら境内にいまもあることを改めて知る。その後園とは、大須二子山古墳の墳丘でもあったところ。ここから少し離れた西大須ビルはいまも健在。終戦後の写真では、ひときわ高く立っていたビル。いまでは林立する高層ビルを見上げるばかり。
鶴舞公園。特に外部の視線で歩く。噴水塔、普選壇、奏楽堂、公会堂は定番。「あの銅像は何だったのだろう」と行った先にあったのは、加藤高明の銅像の台座。銅像本体は戦時中に供出され、台座だけが立っていた。
公園の隣は名工大。構内に一本松古墳。附属図書館に埴輪。初めて来たかも知れない。さらに名大病院。汪兆銘の梅を探して院内数カ所を尋ねた結果、いまは大幸の分院に移植しているとのこと。計画は定かでないが、帰ってくるとしたら十数年後になるらしい。生きていられるだろうか。
鶴舞公園に戻り、動物園の故地へ向かう途中のベビーゴルフ場。幼時の記憶にある。ここが、かつては鯱ヶ池という池だったことを初めて知る。そして、動物園跡でこのツアーは終わり。雨もパラついてきた。地下鉄に乗って、友人に会いに行く。
この日歩いたコースには古書店がいくつかある。いつも予期せぬ出会いがあり、30年前の気分にさせてくれた本を買ってしまう。また、地形図で眺めていた土地の起伏が、路地の先やビルの向こうに現れ消える。さらに、あちこち緑輝くクスノキ。どのようなテーマパークやミュージアムよりも神秘的だ。

categories: miscellaneous • tags: