17 2月 2008

江戸時代に居た。

Posted by fische on 02/17 at 02:16 AM
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imageこの石垣を眺めながら中学校に通った。3年間、江戸時代のなかに居たことをいまあらためて知る。正確には江戸時代の遺跡だが、そのようにして考えてゆくと、みな何らかのかたちで、明治・大正、江戸時代は無論のこと、古墳時代や縄文時代でさえもが身のまわりにあり、そのなかに居ると言える。石垣などは顕示的だからわかりやすいが、ナントカ新田だったりすると、立っている地面がそれだからほとんど暗示的となる。風景は累積的、重層的だということを、長久手の「首塚」をたずねたときふと思ったが、ここでもまた思うことになる。もちろん、そのように思われなければ、風景は累積的、重層的とはならず、単に昭和のあるいは平成の平たい一シーンに過ぎない。だから、古きも新しきも分節化されることなく渾然一体となりぼくたちを規定している、とぼくは思うのだ。

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