Category: cinema
酔っぱらった馬の時間
Posted by fische on 05/15 at 02:54 AM
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NHK BS2「ミッドナイト映画劇場」で、「酔っぱらった馬の時間」をみる。2000年の作品。国境、クルディスタン、少数民族、冬、密輸、労働、孤児、国境警備隊、地雷、難病児...。今の世の一切の不幸を動員したかのようなコンテクストに、置かれた「ノート」とは希望だったのだろうか。すなわち、教育のことなのか。単にモノだったのか。あるいは教室で読み上げられていたライト兄弟の話━それが象徴することなのか。そしてさらに、クルディスタンが鉄条網の国境線を越えるラストシーンのメタファーは、資本が国境を越えるグローバリゼーションなのか。
地球防衛軍
Posted by fische on 03/08 at 05:45 AM
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引き続き日本映画専門チャンネルで「地球防衛軍」をみる。「海底軍艦」もそうだったが、特撮にありがちな異和や矛盾が感じられず、さまざまなオブジェクトのデザインも奇妙でなく、技術的に秀逸であるとともに総じて合理的な作品だった。1957年制作。「『ゴジラ』とともに日本SF史上のターニング・ポイントとなった秀作」というのはうなずける。その上で、両者ともに科学批判のようなものをテーマにもつが、「ゴジラ」は土俗的であり、「地球防衛軍」はモダンである。両者は明治以降の日本のありようそのものだが、以降モダンは極められ、土俗的なるものは変容し、境界は消滅していったように思う。
海底軍艦
Posted by fische on 03/08 at 12:18 AM
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今夜も偶々日本映画専門チャンネルで「海底軍艦」をみる。昨年暮れ、東宝系特撮映画特集のようなプログラムでもやっていたようだがこのときはみられなかった。1963年制作。公開当時、看板やスチールでその姿をみるだけだったが、アルキメディアンスクリューや艦体のカラーは憶えている。プラモデルもあったはず。この形は美しい。ゆえに、この後戦艦が空を飛ぶ漫画があったが、全然惹かれなかった。ストーリーに接したのは今回が初めて。帝国海軍の残党(?)には直前の戦争の記憶が鮮明で「ゴジラ」での「東京空襲」から正統的に連なる。ムウ帝国は荒唐無稽なSFだが、南島イデオロギーが色濃い。伊福部昭氏の音楽にはいつも安堵する。
Rabbit-Proof Fence
Posted by fische on 03/07 at 04:28 AM
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偶々、Cinefil Imagicaで「裸足の1500マイル」を視る。いい作品だった。2002年制作、2003年公開という。2年遅れの体験。映画評は想像がつくが、私の中にある怠惰な考えを退けて作品の意味を考えてみる。致し方のないことだが、まずは「裸足の1500マイル」ではないだろう。 “Rabbit-Proof Fence”の複数の意味を思う。音楽はPeter Gabriel。Robbie Robertsonを思った。
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