Category: literacy

10 Jan 2008

風の考古学

Posted by fische on 01/10 at 12:43 AM
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静岡の中西道行さんから、きのう、『風の考古学』がとどいた。中西さんの文と歌を一冊にまとめた私家版。1983年、岡本俊朗さんが亡くなり、その遺稿追悼集に寄せていただいた「みおつくすまで・・・―岡本俊朗追悼―」もある。
小さな土器片の拓本をとり、断面図をとり、トレースし、レイアウトし、定型化した文章を書き・・・、そうして実現していたこととは、実は考古学ではなかったのかもしれないと思えてくる。まだ、10代後半、20代前半。それは、ごくごく小さく狭い世間しか持たない私が、世界につながるための橋頭堡だった。やがて世界に出で、そこは広いように見え、それに見合うべく私を備えていく。けれど、やはり世界は土器片でつながっていた。(そのようなことを思わせる読書です。)

風の考古学
中西道行
2007年11月26日発行
B5判 218ページ

categories: archaeology literacy • tags: 岡本俊朗 中西道行 静岡市

16 Dec 2007

「「ナゴヤ文学革命」、始まる!?」

Posted by fische on 12/16 at 11:48 PM
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17年ほどまえにもらった朝日新聞社の図書券を名古屋本社に送り、しばらくのあいだ『小説トリッパー』を入手してきた。が、その図書券もようやくなくなり、15日発売の冬季号が来ているかどうか、その様子もみがてら、まちなかの本屋に行こうと思っていた。そうしたら、きょうの更新になる「あほ犬日記」の10日の記事を偶々出かける前に受信し、森田氏が『すばる』のことを書いていたので、これのチェックもしに本屋に向かう。
『小説トリッパー』は18日入荷とのこと。『すばる』は平積み。パラパラとめくり、どうしようかと思いながらいったん戻したが、表紙に班忠義さんのお名前をみつけ―短いインタビューだったが―即買い。
件の特別企画「「ナゴヤ文学革命」、始まる!?」で思ったのは、何かしら教養主義の装いをもつ文章は名古屋をつまらなくするなあ、ということ。で、なるほどと発見もあるけれど、名古屋も論っぽくなるやいなや転倒してしまって、そうでもないでしょう、と思い至る。かと言って、そもそも与太話、目くじらたてることでもなく、という感じ。

categories: literacy • tags: 森田裕 名古屋市 班忠義 小説トリッパー すばる

9 Mar 2007

a final income tax return

Posted by fische on 03/09 at 02:55 AM
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ただいま確定申告をする。今回から、e-Tax (国税電子申告・納税システム)を利用。車で走って10分もあれば行ける税務署なのに、国民総背番号制なのに、あと何年も生きられるわけでもない、となれば浮世の最新テクノロジー、その一端に触れてみましょう、と相成った次第。昨春、事前の準備は面倒くさかったものの、整えてしまえばたいへん便利。

categories: literacy • tags: e-tax

10 Apr 2006

セロ弾きのゴーシュ

Posted by fische on 04/10 at 04:35 AM
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宮澤賢治原作・畑中純版画『版画本 セロ弾きのゴーシュ』(響文社、2005年)を読む。なんてよいお話、版画なのでしょう。

categories: literacy • tags: 畑中純 宮澤賢治

26 Apr 2004

現在に対する想像力

Posted by fische on 04/26 at 03:10 AM
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『「文学史を読みかえる」研究会・通信』No.23(2003年8月)に、宍戸友紀「報告「谷川雁の詩語轢断」の報告、および、負け犬の遠吠え」(2003年6月7日 関西研究会 報告)がある。研究会は、詩人谷川雁をとりあげたものだったが、「この研究会での発言は、大別すれば「散文の発想」に基づくものが多く、「詩の発想」の側はその存在を主張できないまま、いわば不戦敗を喫した」と言う。後者に属する著者であるがゆえにタイトルは「負け犬の遠吠え」とされて、谷川雁の評価、著者の詩論が展開されている。

categories: literacy • tags: 宍戸友紀

22 Apr 2004

美術館で愛を語る?

Posted by fische on 04/22 at 02:23 AM
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岩渕潤子氏の『美術館で愛を語る』PHP新書296(PHP研究所、2004)年を通覧した。著者の外国美術館の見聞録・印象記が、「幸福」「愛」という概念で括られた作品である。披瀝された著者の美術館体験は、それとして興味深く、精読すれば示唆もあるはずだ。しかし、本書のキイコンセプトは書名に冠された「愛」であり、「幸福」である。

categories: literacy • tags: 不幸 乱暴

21 Apr 2004

虚構のなかで日常をつくる

Posted by fische on 04/21 at 04:56 AM
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武藤直路氏の著書『スタイリストになるには』(2000年)は、ぺりかん社の「なるにはBOOKS」の中の1冊だが、HOW TO本という性格を超えたおもしろさがある。

categories: literacy • tags: 武藤直路

4 Apr 2004

赤い本

Posted by fische on 04/04 at 02:13 AM
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「ただ、“赤い本”と呼んでいただければ、制作者は本望です」とある。確かに、表紙、背表紙に文字はない。奥付にすら書名はない。この3月、池田浩士氏の定年退職に際し、有縁の人たちによって編まれた本が届いた。分厚い、重い、…。

categories: literacy • tags: 池田浩士

1 Apr 2004

森美術館

Posted by fische on 04/01 at 02:28 AM
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イルコモンズ「前衛なき戦中美術所縁荒事一八手之手帳・序の巻」(『月刊情況』第3期第5巻第4号、情況出版、2004年)は言う。「それにもともと芸術なんてのは、王侯や国家のパトロネージュの下でこそ狂い咲くものだから、この際、現代美術は存分に資本に塗れてくれと思うし、森美術館には大衆的ツーリズムをとことん追及してほしいと思う。そしてそのハピネスの楽園から遠く離れた地べたや地下にどんな悪の華が芽吹いてくるか、むしろ楽しみにしてるくらいだ」。なるほどね。

categories: literacy • tags: 情況 森美術館

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    ハンダ吸取線とCR2032電池ホルダーをあした探しにゆこう。この町に売っている店あるかしら。模型屋か・・・。
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    強い風、バラバラと雨。涼しい。
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    廃校と身長・体重計。 http://twitpic.com/277xew
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