10 1月 2008

風の考古学

Posted by fische on 01/10 at 12:43 AM

静岡の中西道行さんから、きのう、『風の考古学』がとどいた。中西さんの文と歌を一冊にまとめた私家版。1983年、岡本俊朗さんが亡くなり、その遺稿追悼集に寄せていただいた「みおつくすまで・・・―岡本俊朗追悼―」もある。
小さな土器片の拓本をとり、断面図をとり、トレースし、レイアウトし、定型化した文章を書き・・・、そうして実現していたこととは、実は考古学ではなかったのかもしれないと思えてくる。まだ、10代後半、20代前半。それは、ごくごく小さく狭い世間しか持たない私が、世界につながるための橋頭堡だった。やがて世界に出で、そこは広いように見え、それに見合うべく私を備えていく。けれど、やはり世界は土器片でつながっていた。(そのようなことを思わせる読書です。)

風の考古学
中西道行
2007年11月26日発行
B5判 218ページ

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