4 3月 2015

BRUNO TAUT

Posted by fische on 03/04 at 07:23 PM

リクエストしていた図書が届いたとの報せ、図書館よりあり。借りにゆくのはあした以降でもよいか、と一瞬思ったが、あすの知れないのがこの町。仮に天気はよくても、除雪車が暴力的に置いてゆく雪で、駐車場から自動車が出せないという非常識も「常識」である。移動の自由があるうちに行っておいて悪いことはなく、心に負担も残らない。ということで、借りてくる。江口渙とブルーノ・タウト。

調べごとをしていて、参照が必要になった2冊だが、ブルーノ・タウトはこの研究を開始したころに存したことを想い起こす。ちくさ正文館の東側売場奥で、同時代建築研究会編『悲喜劇・一九三〇年代の建築と文化』(現代企画室、1981年)を入手し、そこから、網戸武夫『情念の幾何学 形象の作家中村順平の生涯』((株)建築知識、1985年)を知るのと同時にタウトに接続してゆく。網戸氏の煽動的なテクストを引用したとき、タウトやバウハウス評がそこにあった。

1994年秋、京都国立近代美術館で開催された「ブルーノ・タウト[1890–1938]近代建築のあけぼの/宇宙建築師の夢」を観にゆく。私は、その1年後に展覧会開催を控えていて、展示のイメージを得ることも、観覧の目的にあった。図録にあたる、マンフレッド・シュパイデル・セゾン美術館(一條彰子・新見隆)編著『ブルーノ・タウト 1880–1938』(株式会社トレヴィル、1994年)も、ページをくり、眺めているだけでよいレッスンとなった。

想い返すことはなくなっていたが、この調べごとの20余年前のスタートラインには、タウトがいたのであった。ともに、中村順平、網戸武夫も。

※写真左は1994年展覧会のフライヤ-、右はきょう借りた、酒井道夫・沢良子編『タウトが撮ったニッポン』、株式会社武蔵野美術大学出版局、2007年。

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