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星野書店

きのう取り出した米村喜男衛『モヨロ貝塚』は、星野書店の書皮でカバーをくるんでいた。部屋の壁を見渡すと、同じ書皮をもつ本はもう1冊あり、いずれも1969年秋刊行の初版本である。きっとそのころ、星野書店で考古学関係の本を買っていたのであろう。この手の本を買っていたのが、この時期に限られることからもうなずける。

錦三にあった星野書店のビルがなくなっているのを偶然見たのは、2008年2月だった。いまどこかに書店はあるのだろうか調べると、サカエチカ、栄町ビル、近鉄とのこと。さらに、丸の内に本部があり、同じビルが株式会社愛知県教科書特約供給所という教科書販売と書籍販売取次であることを知る。押切堂書店で思ったことが、ここにあった。

先生から星野書店を教えられたのも、先生が個人で利用されていたという以上に、そういうつながりのあったことに想到する。(先生方は星野書店で本を購入すると割引があったのかもしれない。かく言う私も博物館勤めのとき、東片端でも千種でも正文館で買うと5%引きで、それはそれで魅力だった。)

近鉄パッセ店のホームページ見ると、書皮と同じ青と黄緑の色合い、書体を見ることができた。半世紀経っても変わらないのは、老舗のお作法なのか、単に怠惰なのか。

ところで、星野書店本部のある魚ノ棚通。これも小学校か中学校で知った地名。年賀状で書いた友だちの住所にあったのか、授業で習ったのか…。

Published in books

One Comment

  1. fische fische

    サカエチカ、栄町ビルのお店を追記。

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