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血痕と下顎骨

昼と夕、毎日2回往復する道がある。夕方には必ずキタキツネがあらわれ、おとといは1回の往復で6個体を見た。これまでの最大数の4頭をこえた。

近所で耕作する人も、今年は畑の周囲の低くにネットを張って、動物の侵入を防いでいる。キタキツネは、作物を食べないが、土を掘って荒らすと言う。高い位置に糸を張る別の畑は、エゾシカ対策とのことだった。今年は動物が多い感じがする。

6月18日の昼、路上に少なくない血痕を見た。前日の夕方から半日のあいだに生じていて、8字状の痕跡は動物が這いずり回ったかのようであった。血の量から、小型動物ではない中型の動物──キツネだろうか──が想像された。近づかなかったので見落としたかもしれないが、遠目に毛などは落ちておらず、負傷後移動したのだろうと思われた。やや離れたところにも血痕があったからである。血痕は、いまも薄れつつ残っていて、不思議に思い見遣りながら通り過ぎている。

ところで昨夕、動物の下顎骨が落ちているのに出くわした。完形である。ざっと見て、火熱を受けておらず、哺乳類であることはわかったが、ネコ目イヌ科の何(ネコ?イヌ?キツネ?タヌキ?)かはわからない。よく見ればわかるのだろうが、あまり好まないのでここまで。(写真を載せておきますので、どなたかおわかりになるお方がいらっしゃって、お差し支えなければお教え下さい。)写真を拡大すると毛が残っているのがわかる。

場所は、キツネがよく居て、矢羽根の柱がありトビやカラスがとまっていろいろ落とすところ。先の血痕から330メートルほど離れている。きょうのお昼にはなくなっていた。

以前、別の道路で、シカの脚が落ちていたことがあった。柔らかい腹部が失われ、硬い甲におおわれた頭・胴部だけのミヤマクワガタの死骸は、この時期によく見る。満洲国の新京で、冬の雪道に中国人の死体があったと聴いた。道にはいろいろなものがある。

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