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三月三十日

沈丁花の残り香
風に揺れる水仙
こぼれ落ちる木蓮
桜の咲き乱る頃
花の香に包まれて
静かに遠くへいった

西の空に気配を
感じてたたずむ
浮かび上がる日暈
あの人が見ているよう
大好きだった人
静かに遠くにいる

書紀古事記は夢
書林書肆は夢
薬品会は夢
トリロバイトは夢となった

書紀古事記の夢
書林書肆の夢
薬品会の夢
トリロバイトの夢見眠る

花の香に包まれて
大好きだった人
三月三十日
静かに遠くへいった
静かに遠くにいる

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